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確かにドラマなどで、怖~いお兄さんが「金返せやぁ!!」と玄関をドンドンしている姿を観たことありますよね。
24時間ずっと催促電話が鳴ったり、少しでも玄関から顔を出せばそのまま殴りかかってきたり……。 日本では、貸金業を営むには『固定電話の電話番号』が絶対に必要なのです。 携帯電話の電話番号が掲載されているということは、固定電話を有していない、つまり”許可を得ていない貸金業者である”と考えられるのです。 中には『090-XXXX-XXXX』という携帯電話番号を『090X-XXX-XXXX』と記載することで、まるで固定電話であるかのように錯覚させている金融広告もあります。 「どんな方でも融資します」「ブラック歓迎」など、どんなに甘い誘い文句があっても、惑わされてはいけませんよ。 買取屋は、この「どうしよう?」の心をターゲットにしていますよ。 買取屋は「残っているショッピング枠を利用して、指定した商品(ほとんどの場合、パソコン・TVなどの電化製品や、流行に左右されず、常に需要のある新幹線など交通機関の回数券、商品券や金券などを指定されます)を買ってくれば、 購入額の8~9割の値段で買い取る」という取引スタンスをしています。単純に考えれば、この手順を踏むことで現金を得ることができますよね。 ですが、ちょっと待ってください。これには大きな落とし穴があります。 買取屋が本当に高値で商品を買い取ってくれることはほとんどありません。商品を買い取る段階になって「傷がある」「納入期限が遅い」などの難癖をつけることで、3~4割以下の値段で買い取っていくことがほとんどです。 買取屋は、そうやって新品同然で優良商品を安値で仕入れ、その商品を転売することでさらなる利益を得ようとしているのですから。 そのため、もし買取屋の「9割で引き取るよ」という言葉を信じて10万円のパソコンを購入しても、実際には3万円程度でしか買い取ってもらえません。 一時的にわずかな現金は手に入りますが、その後に10万円の支払いが待っています。これでは、ただローン総額を増やしただけで何の意味もありません。 また、この一連の流れすべてが、クレジット会社を狙った詐欺行為として考えられてしまう可能性も高くなっています。 つまり、損失について訴えようにも、あなた自身も同罪と判断され、逆にクレジット会社から訴えられてしまう可能性が高いのだと考えてください。 こうなってしまえば、クレジットカードの強制解約後、キャッシング枠・ショッピング枠の利用料金を一括請求されてしまい、ローンが増えるだけでなく、現在の支払いも困難になってしまいます。 また自己破産手続きの免責決定が受けられない可能英もあります。 どんなに現金が必要なときでも、甘い誘いに乗らないでください。余計に首を絞めることになってしまいますよ。計画的な利用を心がけましょう。 そうやって申し込みを続けていくうちに、「うちでは融資できない」と融資を一度断りつつも、「他の優良な貸金業者を紹介しますよ。うちと仲もいいから、融資してくれるよう裏から交渉できますよ」 「借りやすいよう、信用情報をちょっとだけ操作しておきますね」「その代わり、紹介料と手数料をお支払いくださいね」と言ってくる消費者金融に巡り会うかもしれません。 実は、これこそが紹介屋です。紹介屋は、広告欄に名を連ねるなどをし、まるで普通の消費者金融であるかのように装いながら、審査通過を強く望んでいる人が罠にかかるのを待っているのです。 さて、この紹介屋に言われた通りの消費者金融に向かうと、大半の人は審査通過をするのでしょう。まるで、紹介をしてくれたから審査に通過したように思えますよね。そうして疑うことなく、紹介料を支払う人が多くいます。 ですが、これが落とし穴。実は、その消費者金融の審査が元から甘かっただけで、その紹介屋を通さずとも融資を受けられた可能性が非常に高いのです。(紹介屋と紹介先の消費者金融が手を組んでいることもあります) 実際に紹介屋が何もしていなかった場合でも、紹介料・手数料はバッチリ要求してきます。 断ると、最初にこの紹介屋へキャッシング申請をした時に知られてしまった個人情報を盾に、「損害賠償を請求する」「会社や家族にばらす」といった脅しを繰り返し、強引に支払いを求めてきます。 紹介屋に支払ったお金はもちろん、そんな悪質な業者に個人情報を知られてしまった点においても、マイナスにしかなりません。申し込み申請の電話をする時は、充分に注意をしてくださいね。 ローン返済の手助けとして近づく整理屋ですが、実際には口だけであったり、ずさんな処理をするばかり。それでも手数料としての支払いはしっかり要求してきたり、返済金をだまし取ったりしてくるので、 返済のお手伝いどころか、現状の悪化を加速させる、悪徳な人達です。 充分に注意したいところですが、多重債務に困っている場合、その不安や弱みに付け込まれてしまい、なかなか気づけないことも事実です。 実際、どうしても返済が困難になってしまった場合には『債務処理』という手段をとることになります。いわゆる、任意整理や民事再生、特定調停、自己破産などですね。 その際、弁護士や司法書士に相談・依頼をすることがほとんどです。あなたが突然そういった自体に陥った場合を想像してみてください。何となく「専門家に相談しなくては」と考えるのではないでしょうか? そのため、整理屋から偽弁護士・偽司法書士を紹介されても、紹介されることが当たり前に感じてしまい、なかなか疑うことができません。 その偽弁護士・偽司法書士から提案された処理方法などもすぐに信頼してしまい、最後まで騙されてしまい、気づいた時には連絡がつかないというケースが多いのです。 弁護士・司法書士を探す時は、怪しい会社や人に頼らず、信頼のできる環境で行いましょうね。 |