キャッシングとは、「借入れたお金は、必ず毎月の○日に□円ずつ返すので、お金を貸してください」という約束によって成り立っています。ローン返済の時は、その約束を忘れないことが一番大切なのです。
ですが、これまで毎月ギリギリながらも順調な返済を続けていた人でも、急な出費が重なり、その月の返済日までにお金を用意できない可能性がまったくないとは言えません。
返済資金が足りない場合、どうしますか？他の消費者金融から借入れて用意しますか？それは絶対にダメですよ。
新たなキャッシングをすることで、たしかにその月の返済は可能でしょう。ですが、来月はどうですか？もう一社から借入れたことで、その分の返済金が必要になりました。
元々ギリギリの返済生活をしていたのに、その返済金はどこから出せばいいのでしょう？また新たなキャッシング？
では、二社目の返済資金はどこから？これではローンが減るどころか増える一方です。
これは、多重債務の失敗例ですね。
どうしてもその月の返済資金の準備ができない場合、そのことを正直に消費者金融に連絡しましょう。
もし「返済日には間に合わないけれど、その3日後なら給料日があるので支払える」といった場合でも、連絡は絶対必要です。
「ちょっと送れるだけだから、電話をかけるのも面倒だし……。連絡はいらないよね」なんて考えは間違いです。
友達との待ち合わせに遅れそうな時は、たとえそれが10分弱の遅刻であっても連絡をするでしょう。それと同じです。
たとえ数日だったとしても、無断で返済を遅らせてしまえば、それは無断遅延です。その事実は個人信用情報にも5年間は残りますよ。
無断遅延という記録が残っていれば、たとえ完済をした後だとしても、新たなキャッシングが不利になってしまう可能性があるでしょう。無断遅延をすることは、決してプラスにならないのです。
無断で返済を遅らせることなく、途中で新たな借入をすることなく、コツコツと返済をしていくことが、ベストな返済方法と言えますね。
「借りたお金は必ず返すんだ！」という強い意志を持って、頑張って返済をしていきましょう。
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